ヤマケンの怒り「国葬で疑惑をうやむやにするな」

アベノミクスは成功したと言っているが、なぜ岸田首相が「新しい資本主義」を口にしなければならなくなっているのか。

格差拡大、貧困深刻化、地方衰退、製造業空洞化は重大問題である。教育基本法を変え、改憲を進めようとしてきたこと、集団的自衛権解釈変更、実質的核武装とも言うべき「核共有論」提起、森友・加計・桜を見る会などの疑惑については疑惑のままである。

山本健治。愛称は「ヤマケン」。高槻市議、大阪府議を務め、フリーライター、評論家。ワイドショー番組のコメンテーターとして活躍。その辛口なコメントは「ヤマケン節」と呼ばれた

 

多額の寄付や霊感商法などで問題になってきた旧統一教会と一体となっている団体になぜメッセージを送ったのか、盟友の高村元法相が顧問弁護士をつとめ、乗用車を提供されていたこと、また元秘書官井上義行議員が全面支援で当選していることなど聞きたいことはいくらでもある。返す返すも、あのような形で命を奪われ、聞くことができなくなったことが残念でならない。

演説でヤジを飛ばしただけですぐ排除するのに、あんな警備しかできない状態にしたのは誰なのか。評論家櫻井よしこ氏は平和ぼけした日本が愛国政治家の命を奪ったと悲憤するが、警察・司法を含め官僚が首相や官房長官を忖度することが最大の仕事のようにしたことが現場空洞化の原因であろう。

それにしても多くの人が安倍元首相の弔問に訪れ、事件現場で献花し涙している。私はこの事件のほんの少し前に、生みの親はDVで家庭が崩壊し、やむなく祖母に預けられた大阪・富田林市の2歳女児が、その祖母らに両手両足をガムテープで縛られ、板で囲ったベビーサークルに放置されて熱中症で亡くなったことがふびんでならない。

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維新の松井大阪市長や吉村知事は大阪の行政・経済は改革された、これを全国に広げると叫んできたが、大阪の児童虐待は依然として日本で最悪である。今回も吉村知事はしっかり検証しなければならないと述べていたが、これが大阪の改革の実態である。検証してもそれを活かさなければ何にもならない。実際に子どもを守り、救い出すことである。府の児童相談所がしっかり動けば守れたのである。責任を自覚しろ。(ヤマケンこと、山本健治)

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