来春廃校の城北朝鮮学校で最後の納涼大会 350人が七輪焼肉楽しむ

大阪市旭区の城北朝鮮初級学校で8月27日、納涼大会が行われた。新型コロナウイルス感染症の影響で開催は3年ぶり。児童や保護者、学校関係者のほか、地域住民ら約350人が足を運び、晩夏のひと時を楽しんだ。(新聞うずみ火 矢野宏)

日本の小学校に相当する同校には、併設の幼稚班の園児を含む児童38人が在籍している。

運動場を開放し、保護者らが準備した唐揚げやキムチなどが販売された。一番人気は焼肉セット。用意した食材が売り切れ、金哲校長が買い出しに走る一幕も。参加者は七輪を囲み、牛肉やホルモンを焼いて楽しんだ。

朝鮮語での合唱を披露する園児・児童ら

 

ステージでは児童たちが朝鮮語の合唱を披露し、大きな拍手に包まれた。

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朝鮮学校を巡っては、自治体の補助金支給が打ち切られ、幼保無償化からも除外されるなど、厳しい学校運営が迫られている。児童・生徒数の減少もあって統廃合が進んでおり、同校も来春、北大阪朝鮮初中級学校に統合される。

最後の納涼大会に参加した在日同胞や地域住民たち

毎学期に1回、給食を提供している「城北ハッキョを支える会」の大村和子さん(75)は「子どもたちに罪はないのに、受けるべき権利が受けられないのはいじめです。子どもたちにはこれからも支援を続けたい」と話した。

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