「今でも思い出すのは辛いが、忘れられるのはもっと辛い」両親と妹を亡くした在日3世

「圧力隔壁が破損すると、客室内の空気が流れ出たことで機内は気圧が急激に低下します。急減圧が起こると、酸素マスクなしでは過ごせません。だが、ボイスレコーダーに残っている機長ら3人のパイロットの会話を聞くと、酸素マスクをつけていない。さらに、機内にはものすごい風が吹き上げ、濃い霧が発生する。温度もマイナス40度ほどまで低下するが、生存者は室内温度の低下、発生する強風や濃い霧を否定しているのです」

垂直尾翼が吹き飛んだ原因が内部からの圧力ではないとすると、外からの圧力ということになる。自衛隊機による誤射説もささやかれているが、芦澤さんは「フラッター現象」の可能性もあるという。

フラッター現象とは、旗が風ではためくように、空気抵抗によって起こる異常振動のこと。尾翼などがしっかりと固定されていなければ起こるという。

「事故後、日航がすべての機体を調べたところ、垂直尾翼や方向舵を留めるボルトが緩んでいたり、外れたりしている機体があったのです」

こうした指摘に対して、事故調は耳を貸そうとしなかったという。芦澤さんは「修理ミスが事故原因なら123便だけの問題になるが、フラッター現象が原因となれば、ジャンボ機すべての垂直尾翼の強度や整備が問題視される」とみている。

なぜ、救出作業が遅れたのかも含め、芦澤さんは「原因が究明されていない」という。「今後の航空機の安全のためにも、再調査するべきです」

1

2

関連記事

アーカイブ

2022年8月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  





ピックアップ記事

  1. 安倍元首相が銃撃された事件で、逮捕された山上徹也容疑者(41)=殺人容疑で送検=は「世界平和統一家庭…
  2. アベノミクスは成功したと言っているが、なぜ岸田首相が「新しい資本主義」を口にしなければならなくなって…
  3. 大阪市東住吉区田辺に「模擬原爆」が投下されてから77年となる7月26日、爆心地から約300メートル離…
  4. 落語には「根問いもの」と呼ばれる一群の噺がある。「根問い」とは、物事の根本に立ち戻って問い返すこと。…
  5. 落語にはいろんな動物が出てくる。で、イヌもネコも狼も猿も狸も人間の言葉をしゃべる。結果、鳴く動物は少…

うずみ火商店




ページ上部へ戻る