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アーカイブ:2022年 4月
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「大阪市は史上最大の財政リスクを抱える」大阪IR国に認定申請(上)
大阪府と市が大阪湾の人工島「夢洲」(大阪市此花区)で推進するカジノを含む統合型リゾート(IR)の「区域整備計画」が3月末に府・市両議会で承認された。直前になって巨額の公費負担の可能性が浮上、専門家は「市は史上最大の財政リ… -
ロシアのウクライナ侵攻で遠のく北方領土問題(中)
角鹿(つのか)泰司さん(81)は歯舞群島の勇留(ゆり)島の出身。 「ソ連兵が来て姉たちはドックに隠れた。脱出しようとした父の船は丸太からずり落ちて動けず、知り合いの船で脱出しました」 1980年代には日ソ漁業… -
ロシアのウクライナ侵攻で遠のく北方領土問題(上)
戦前、国後島、択捉島、色丹島、歯舞諸島に暮らした高齢の元島民たち。ウクライナの人たちの窮状にかつてソ連に追われた日を重ねながら、ロシアが中断してきた平和条約交渉を案じる彼らを訪ねた。(フリージャーナリスト 粟野仁雄) … -
「政治がいかに教育に介入してきたか」追うドキュメンタリー映画「教育と愛国」(下)
5月13日から全国で順次公開される毎日放送(MBS)製作のドキュメンタリー映画「教育と愛国」。監督の斉加尚代さんは、いかに政治が教育現場が介入してきたかを追った。(新聞うずみ火 栗原佳子) 「私… -
「教育現場で何が起きているのか」追うドキュメンタリー映画「教育と愛国」(上)
毎日放送(MBS)製作のドキュメンタリー映画「教育と愛国」が5月13日から全国で順次公開される。監督は教育問題を長年取材してきた同局ディレクター、斉加尚代さん。2017年に放送したテレビドキュメンタリーに最新の取材を加え… -
「沖縄復帰50年なのに…」原告は控訴へ「琉球遺骨返還請求訴訟」(下)
原告には返還請求権がないと請求が棄却された「琉球遺骨返還請求訴訟」。旧帝大の遺骨をめぐる訴訟は全て返還を前提に和解で終結しているのに、司法判断は初めてだった。今年は沖縄復帰50年、原告の一人で判決直前に急逝した衆院議員の… -
「原告は祭祀承継者にはあたらず、請求権はない」と京大側が反論「琉球遺骨返還請求訴訟」(中)
旧京都帝国大学医学部の人類学者らが、研究目的で琉球諸島の墓から多数の遺骨を収奪した。いまも26体を保管する京大を相手取り、子孫らが返還を求めた「琉球遺骨返還請求訴訟」。京大の関係者は法廷に一度も姿を見せなかった。(新聞う… -
「沖縄は今も踏みにじられている」原告ら無念「琉球遺骨返還訴訟」(上)
1920年代から30年代にかけて、旧京都帝国大学医学部の人類学者らが、研究目的で琉球諸島の墓から多数の遺骨を持ち出した。いまも26体を保管する京大を相手取り、子孫らが返還を求めた「琉球遺骨返還請求訴訟」の判決が4月21日… -
「ゴジラ和歌山上陸・宝田明さんと考えた『平和』」ゴジラも被害者 俳優・宝田明さんを悼む(3)
講演の中で、宝田さんは映画「ゴジラ」の撮影を終え、試写会を見て泣いたという。(新聞うずみ火 高橋宏) 宝田さんと交わしたゴジラ談義の中で、私が強く印象に残っているエピソードがある。 映画が完成して行われた試写… -
「ゴジラ和歌山上陸・宝田明さんと考えた『平和』」俳優・宝田明さんを悼む(2)「ロシアへの忌避感」
。(新聞うずみ火 高橋宏)2019年夏に実現した宝田さんの講演会「ゴジラ和歌山上陸・宝田明さんと考える『平和』~これまでとこれからと」。宝田さんは自身の体験を語り始めた…… 宝田さんは1934(昭和9)年、朝鮮の清…