- Home
- 文化
タグ:文化
-
名人十代目柳家小三治の「まくら」超えた?「噺家カミさん繁盛記」
噺の頭につける「まくら」。その面白さで人気を博したのが十代目柳家小三治だが、妻の郡山和世さんは師匠と内弟子のやり取りなど面白おかしく書いた「噺家カミさん繁盛記」を出版し、テレビにもなった。(新聞うずみ火編集部) ま… -
落語「天災」…無能なトップの下で我慢を強いられるのは限界でっせ
落語に「天災」という噺をご存じだろうか。全国の新型コロナウイルス新規感染者が連日25万人を超え、ついには岸田首相も夏休み中に感染する始末。危機管理ゼロでんなあ。落語作家のさとう裕さん落語案内です。(新聞うずみ火編集部) … -
「つる」という噺 「オスがツーと飛んできて…メスがルーと…」
落語には「根問いもの」と呼ばれる一群の噺がある。「根問い」とは、物事の根本に立ち戻って問い返すこと。古くは「根問い葉問い」という言葉もあり、これ「根掘り葉掘り」と同じ。 「つる」という噺。 物知りと評判の甚兵… -
動物の鳴き声 今昔 狂言で犬は「ビヨビヨ」、鶏は「トッテコー」
落語にはいろんな動物が出てくる。で、イヌもネコも狼も猿も狸も人間の言葉をしゃべる。結果、鳴く動物は少数。小咄二題。 捕まえたネズミを前に、大きい、小さいと争っていると、当のネズミが「チュウ(中)」。 お百姓さ… -
落語も戯曲も小説も書いた奇才・中島らも「明るい悩み相談室」
それはホンワカした衝撃だった。朝日新聞の「明るい悩み相談室」。明るい悩み、そんな悩みある? テレビで見た相談室長の中島らもは、コピーライターと名乗った。建物の骨格を作る会社のCMコピーを担当して、「家は焼けても骨組み残る… -
桂米朝作「一文笛」手口鮮やかな芸術品…スリ
泥棒の噺が続いて恐縮だが……、泥棒は手口が鮮やかなほど、人気が高まったとか。が、手口の鮮やかさといえばスリ。 マリリン・モンローが夫の大リーガー、ジョー・ディマジオと来日したのが1954(昭和29)年2月1日。滞在…